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モノガタ x L'Express
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こんにちは。9月14日(火)です。
今週のメールマガジン モノガタ レ クスプレス をお届けしています。
 
#197 < 番外編GT01 > グローバル・トレンド2040
// はじめに

過去の副題

先週より『 グローバル・トレンド2040 』を読み始めました。ここから先、数回(回数未定)は本レポートを読み進めてまいります。

本レポートとの出会いや読み始めたいきさつは先週のバックナンバーにて。
https://mailchi.mp/4d0a125a9007/196-gt00

米国大統領選に合わせて、4年に一度発表されるこのレポート副題が付いています。

今春発表された「Global Trends 2040」(以下、GT2040 )の副題は

A MORE CONTESTED WORLD - より競い合う世界

です。

ついでながら過去の副題も眺めてみます。

Global Trends 2035: Paradox of Progress - 進歩の中に見える矛盾
Global Trends 2030: Alternative Worlds - 代わりとなりうる世界は
Global Trends 2025: A Transformed World - 移行する世界
Global Trends 2020: Mapping the Global Future - 世界の未来を地図化する
Global Trends 2015: A Dialogue About the Future With Nongovernment Experts
- 政府外の専門家と未来について対話する

以上の流れです。

(読んでいませんが)年を経るにつれ、読み手に解釈がゆだねられる副題になっている気がします。

今回の GT2040 は少し制作チームの意図が入った "より競い合う世界" となっているのが印象的。どうやら多様性とか、ありのままでという世界観ではなさそうです。

 

「はじめに」に込められたメッセージ

所感ですが、英語の文献ははじめに総論が語られることが多いと思います。論文はいわずもがな、ビジネス書も同様です。本のはじめに総論、後に解説。同じ構成で章のはじめに総論。段落のはじめに総論、といったイメージです。

この構成の有難さは、全体像がイメージでき、その全体像を忘れないでいられること


さて、GT2040 の「はじめに」は下記のページでご覧になれます。

https://www.dni.gov/index.php/gt2040-home/introduction

本ページは制作チームからのメッセージ、という位置づけになっています。

4年ごとに発行されている本レポートの経緯が語られ、積み重ねてきたスタイルが述べられます。

◇5段落目(上記リンクページの段落)
そして、本レポートのチャレンジのひとつとして、このようなレポートをどのようにまとめてきたのか。その方法論が語られています。

・各分析をひとつのストーリーとしてどのようにまとめてきたか
・2つの原則を用いた

1)意図的な環境を含む未来。これをかたちづくる大きな潮流を特定し、評価すること
2)ついで、いかに人々やリーダーが潮流に対し振る舞うかを模索した

としています。これまた言われてしまうと、"はぁそうですか" なのです^^

が、そうやって作られたレポートなのだと頭に置いておくと、特定の方法、評価の方法、振舞いの想定の仕方などを学べるかもしれません(まだ本論を読んでいないので、このような書き方でご容赦ください)。

 

本レポート、3つの柱と活用方法


◇6段落目
GT2040 の3つの柱が述べられます。

1.構造的な潮流( structural forces 
  未来のベースとなるもの - 人口動態&教育、環境、経済、技術に区分け

  この潮流によって突き動かされる...
2.立ち現れるウネリ( emerging dynamics 
  3つの視点から分析 - 個人と社会、国家、世界のシステム

3.その結果想定できる未来のシナリオ( future scenarios
  2040年、5つのシナリオ。それぞれ予想ではなく、読み手の考えを広げるものとして。各シナリオのコンビネーションもありうる


◇7段落目
本レポートの活用方法について

長期的な目線で未来を考えるにあたり、もうひとつ読み手に求められるのは、どの課題をカバーし、注力するか、そしてそのままにしておくか。

この3つの選択を示してくれています。そのままにしておく、というのがリアルですね。


◇8段落目
最後に本レポートの位置づけについて

本レポートは、米国の各情報機関の見解や、米国の政策を公式に述べるものでもないし、それらを補完する意図もない

としています。

あくまで、読み手次第の位置づけです。この先、読み進めていくとどのような展開になるのでしょうか。楽しみです。

 

コーヒーブレイク

目次とレポートのダウンロードリンクをこちらに載せておきます。目次は迷子にならないための道しるべです。

GT2040 は実務でも使われる資料なので、目次立てもしっかりしていますし、各章の頭に要約が載っています。しかもホームページではご丁寧に下記の並びでそれぞれの記事が用意されています。

ホームページ
https://www.dni.gov/index.php/gt2040-home

└ はじめに
└ 全体要約
└ Covid-19についての言及
└ 構造的な潮流
  └ 人口動態&教育
  └ 環境
  └ 経済
  └ 技術

└ 出現しつつある動き
  └ 社会面:幻滅、情報社会、分断
  └ 国 内:緊張、乱気流、移行
  └ 国 際:競争激化、不確実、衝突しやすい

└ ビデオ
└ 5つのシナリオ
  └ 1.民主主義の再生
  └ 2.世界的に漂流する
  └ 3.競争的な共生
  └ 4.バラバラになる
  └ 5.悲運の連鎖

└ 地域ごとのシナリオ
  └ ラテンアメリカ
  └ 欧州
  └ ロシア&ユーラシア
  └ 中東&北アフリカ
  └ サハラ以南のアフリカ
  └ 南アジア
  └ 北の東アジア
  └ 南の東アジア
  └ オセアニア


ホームージの大枠は以上のようになっています。

なお、GT2040自体のPDFは以下よりダウンロード可能です。

https://www.dni.gov/index.php/gt2040-home/gt2040-media-and-downloads

Current edition
Global Trends 2040: A More Contested World

をクリックです。156ページ。


本メルマガのバックナンバーも併せて。

00 GT2040を読み始めたきっかけ
https://mailchi.mp/4d0a125a9007/196-gt00



:::編集後記:::
レポートの読み解きをどのようにメルマガに書いてよいのか迷いながら書き進めました(笑)そのうち砕けてくると思います^^ この数回(十数回?)、どうぞお付き合いくださいませ。
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