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モノガタ x L'Express
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こんにちは。12月22日(火)です。
今週のメールマガジン モノガタ レ クスプレス をお届けしています。
 
#159 < ひとりのために!? > その輪はどこに投げかけようか
// ストーリーテリングを続けるヒント

目指せファン1000人

本メールマガジンでは「物語(ストーリーテリング)」で 起きていること や 作り方のヒント をお届けしてきています。

今回は 物語を届ける "相手" について 触れていきます。

今週のテーマ、こんな説を紹介させてください。それは...

ファンに支えてもらうには1000人目安説」です。
※なんか変な言い回しになっています(笑)

海外のアーティストから出てきた説でして、このインターネット時代にアーティストが支援者に支えられて生きていくには1000人のファンがいればよい、というもの。

かつ、ひとりひとりのファンも義理や人情で "いいね" を押してくれる人ではなく、

たとえ通りの向かいにお店があっても、わざわざ道をわたって買いに来てくれるようなファン

だと位置づけています。

この1000人、多いととらえるか、少ないととらえるかは人それぞれでしょう。

みなさんにとってはこの1000人、いかがでしょうか。

 

放送トラブルで顔バレしたYouTuber

先日あったとあるインターネットの "ライブ(生)" 配信番組でのこと。今まで隠してきた素顔がカメラ操作のミスで画面に映りこんでしまった YouTuberさん がいます。
(ご本人のため詳細は一切伏せています。わたしもたまたまライブで見ていました。また便宜上、YouTuberさんと書いていますが、ご自身がYouTuberと名乗っているかどうか私は知りませんので悪しからず。誠実な方なのは確かで、私はこの方は好きです)

まさにインターネットならでは、なのですが視聴者数も表示されていて8000人近くが視聴していました。配信画面の横にはチャット欄があり、視聴者がリアルタイムでコメントを入れていくこともできました。

当然ながら放送現場とチャット欄は騒然... また、この YouTuberさん 、顔が映ったときには動揺していましたが、時間を空けていつも通りのふるまいに戻っていました。

なのですが、テーマはそこにはありません。

この YouTuberさん の顔が出た瞬間、視聴者はこう思ったはずです。

この番組を見ている誰かがパソコンに保存されたデータ集めてきて、その素顔が映った画像を匿名でネットに公開してしまうのではないか、と。

さて、その結果どうかといいますと(何日経過したとも申し上げません)、
いまのところ YouTuberさんの素顔を公開する人はいません。

このYouTuberさんの状況ついても、視聴者のひとたちは心配を重ねていました。が、このYouTuberさんも後日、変わらずご自身のチャンネルでライブ配信をされていました。

その様子を少し眺めていたのですが、まさにいつも通りにされていて、それ以上に気が付いたのは、ライブ配信の横に流れる視聴者のチャット(コメント)に、友達であるかのように答えながら会話を重ねる YouTuberさんの姿、いや、在り方でした。

SNSで情報発信をされる方は、それぞれの個性を生かして配信をされているので、このYouTuberさんはこのYouTuberさんのやり方なのだと思います。

ただ、友達であるかのように視聴者と会話のキャッチボールが出来ている姿がまぶしいくらいに印象的。

視聴者とこのYouTuberさんの関係があって思わぬトラブルも無いことになっているのだなと実感しました。

たぶん、

通りの向かいにお店があっても、わざわざ道をわたって買いに来てくれるようなファン

が多いのです。

 

ひとりさえいれば!

アメリカで多くのファンに愛されたロックバンド "グレイトフル・デッド" の言葉です。

複数のバンドが出演するようなロックフェスティバルであっても、俺たちは俺たちの音楽を聴いてくれるたったひとりの人がいれば、その人に向けて全力で演奏するんだ」と。

情報発信がほぼ無料でできるインターネットにあっては、誰に向けて情報発信をし、続けていけるのか迷いがちではないでしょうか。

たとえばファン1000人のサポートを目指すという目安があってもよいのですが、つまるところ、たったひとりの誰かのためにメッセージを届けることがストーリーテリングを続けるミソのように感じます。

誰もが幼いころ経験したであろう、絵本や紙芝居の読み聞かせのように。


ビジネスであっても、ひとりひとりのお客さまの積み重ね。

また、いたるところで分断が見え隠れするこのご時世だから、ひとりひとりと向きあう心持ちも大切ではないでしょうか。

 

コーヒーブレイク

素顔が映りこんでしまった YouTuberさん。思わぬトラブル後も視聴者さんのために、いつも通りにふるまっていました。

ご本人はプロとは思ってらっしゃらないでしょうが、プロらしい振舞いにも感動しました。
※便宜上、YouTuberさんと書いていますが、ご自身がYouTuberと名乗っているかどうか私は知りませんので悪しからず。

視聴者ひとりひとりのために動いていたのでしょう。なかなか出来ることではありません。。。尊敬してしまいます。


:::編集後記:::
惑星炭鉱のSF小説『デルタV』を読み進めています。ダニエス・スアレスという作家の研究熱心さにただただ感心するばかり。こういった積み重ねは書籍でないと表せないですね。
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